お役立ち資料

既存ツールで十分?
ログ可視化ツール導入が必要となる
ケースとポイントを整理

ログ可視化ツール導入が必要となるケースとポイント

はじめに

「今使っているツールでログは見られるから、わざわざ新しいツールを入れる必要はないのでは?」

ログ可視化ツールの導入を検討する際、このような声が社内から上がることは珍しくありません。 確かに、MDMやSIEM、EDRなど既存のセキュリティツールでもログの取得・閲覧は可能です。 取得したログが、事実確認や担当者の判断に使える形で整理されているかを確認します。

本記事では、既存ツールの取得範囲や運用を見直し、ログ可視化による支援を検討する場面を整理します。

「ログが見られる」と「ログが可視化されている」の違い

ログが見られる状態

  • • 管理画面でCSVやJSONのログを閲覧できる
  • • 検索して特定のイベントを探せる
  • • 技術者が読み解けば状況を把握できる
  • • レポート作成は手動で行う必要がある

ログが可視化されている状態

  • • ダッシュボードで全体像を一目で把握できる
  • • 異常値やトレンドが視覚的にわかる
  • • 非技術者でも状況を理解できる
  • • 調査・監査のレポートに活用できる

取得範囲と運用を見直したい5つのケース

ケース1: Mac・Windowsが混在している

OSごとに記録できる操作や検知・制御の範囲が異なります。 必要な持ち出し経路と、各端末で取得できる項目を確認します。

具体例

AirDropはMacの例です。Windowsにも同じ機能があると扱わず、 ファイル操作・USB・Web転送・AI利用についてOSごとの対象範囲を確認します。

ケース2: インシデント対応に時間がかかりすぎている

「何か起きたらログを調べる」という運用では、検知から対応までに大きな時間がかかります。 既存ツールでログを検索し、手動で時系列を組み立て、関連イベントを紐付ける作業は非常に非効率です。

導入判断の目安

ログを探す作業や時系列の整理に時間がかかる場合は、検索項目と確認手順を見直す

ケース3: 経営層や監査部門へのレポーティングが求められている

ISMS認証やPマーク、SOC2対応など、定期的にセキュリティレポートを提出する必要がある場合、 既存ツールからの手動レポート作成は大きな負担になります。

具体例

月次のセキュリティレポート作成に毎回2日以上かかっている、監査時にログの提示で苦労している

ケース4: 情報システム部門の人員が限られている

専任のセキュリティ担当者がいない、または少人数で複数の業務を兼任している場合、 ログの監視・分析に十分な時間を割くことができません。

導入判断の目安

セキュリティ担当が兼任で、ログの確認を「何かあった時だけ」行っている場合は、 検知ルール、通知先、確認担当者、契約上の有人対応時間を整理する

ケース5: AI利用のガバナンスが求められている

ChatGPT、Claude、Geminiなど、生成AIの業務利用が広がるなかで、 「誰が・いつ・どのAIに・何を入力したか」を把握する必要性が急速に高まっています。 対応するAIサービス・ブラウザと入力の検知条件を確認し、入力可能な情報のルールを整えます。

具体例

社員がChatGPTにソースコードや顧客情報を入力していないか監視したい、 AI利用ポリシーの遵守状況を可視化したい

導入判断チェックリスト

以下の項目から、自社で確認したいログと運用上の課題を整理してください。

ツール選定時の3つのポイント

1

対応OS

Mac・Windowsの対応バージョンと、OS・構成ごとの取得・検知・制御の範囲を確認

2

運用しやすさ

検索・確認の手順に加え、運用支援の内容、有人対応時間、通知先を確認

3

料金体系

対象台数・ユーザー数、ログ保持期間、運用支援を含めて費用と契約条件を確認

まとめ

ログ可視化の検討では、OSごとの対象操作、調査に必要な検索・時系列確認、 AI利用ルール、検知後の対応を整理します。 既存の対策と合わせて、追加で必要な支援を確認します。

マモリスはMac・Windowsの管理対象端末のログを用いて、可視化・検知・調査と監査を支援します。 公開Web・API・VPNへの直接の侵入防止は対象外のため、認証・脆弱性対策やサーバー監視と組み合わせます。

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